ベッドの中
いやなことばかりが頭を回ってしまう時、
やな人、やな思い、やな時間、やな言葉、やな空気。
いやなのを知るのはこうも簡単なことだけれど
大事なことはやっぱり、
その先で見つかるものかな。
その先で見つかるものかな。
それとも、いやと分かったら
じぶんがじぶんであって
それがそれのかぎり、どうしてみても
じぶんがじぶんであって
それがそれのかぎり、どうしてみても
見つからないかな。
初めから分かるいいものは、なんとなく
初めからいい所を見つけたのとは違って
初めからいい所を見つけたのとは違って
いやな所にあっても、いやにならないもの。
本当の仲間かどうか
本当の恋人かどうか
本当の恋人かどうか
本当の家族かどうか
本当の夢かどうか
見分け方がわからなくなった時、きっと
見つかるものを待つしかない。
それでも、
取り巻くものをどうしても
愛せないとわかったら
それはちがうのかな。
今はわからないけど、
たとえわかっていても、
今それは必要じゃない気がする。
でもいやづくしの夜はこうやって
ぜったいやって来るね。
いやなものはきらい。