Wednesday, March 30





アンジェラ            









Miss Bunny.            





Tuesday, March 29

Message from Jane Birkin...ღ




大地震、津波、原発の被害に

今この瞬間も立ち向かう日本の皆様へ

歌を送ります。


何と言葉にして良いか分かりません...


毎晩日本の友人とインターネットを通じて、



安否を気遣い、メッセージを送りあい、





フランスからできることを考えています。

パリの日本大使館へ災害お見舞いの記帳にも伺いました。



あなた方は今自分がとても無力だと感じているかもしれません。



にもかかわらず、それを口に出せない状況にあるかもしれません。


私は今あなたのことを思っています。



私たちはあなた方全てのことを思い、心から愛しています。


先週日本を訪れた私の知人は皆、口を揃えて言います。



日本では、誰もが恐れを感じているはずのこの時にも、


人々はそれを表に出すことなく、気丈に、



他者を手助けする、ある種仏教的で、高潔な品位があったと。





このことから私たちは大切なことを教わりました。


それは日本の人達の中に息づく精神性と関係するのかもしれません。



また地層の複雑な地域に住む人々は元来そうあるのかもしれません。



あるいは、過ぎてしまった昨日に思いを馳せるよりも、まだ見ぬ明日を憂うよりも、



ただ今日この日を強く生きる為に懸命に努力をされているのかもしれません。



あなた方のその全ての行動から私たちは多くを学んでいます。


もう40年以上にもわたり、友情を育んできた日本の方々へ


心から愛を送りたいと思います。


日本のオーディエンスの方が下さった声援を、


ファンの女性が触れただけで泣き崩れた姿を、


多くの方々に頂いた贈り物を、


温かい想いを、私は忘れることはありません。


東北地方で全てを失った方々、避難所で生活する方々の為に、


今私ができることは義援金を募ることです。



愛用のバーキンバッグをオークションにかけます。



今晩はサル・プレイエルで行われる復興支援の為のコンサートに出かけます。


道行く人やレストランで出会った人たち、私が知っている全ての日本の方々に



故郷のご家族は無事であったか尋ねています。


今日、私にできることは皆さんに歌をおくることです。



セルジュ・ゲンスブールが書いた「La Javanaise」は、



私がかつてコンサートの最後に歌っていた美しい曲ですが、日本の皆様に捧げます。


ありがとう、皆さんのご無事を祈っています。



どうかお気をつけて...




ジェーン・バーキンより






❛ La Javanaise

白状すると、ずっとつらかった
君はどうだった? 恋人よ...
離れて見つめる前からずっとつらかったんだ


君がどう思おうと、僕たちは愛し合っていた
ただし ラ・ジャヴァネーズの間だけ
ひとつの歌の間だけ愛し合っていた

僕らの間で何が起こったと思う?
君が僕を弄んだんだ 恋人よ

君がどう思おうと、僕たちは愛し合っていた
ただし ラ・ジャヴァネーズの間だけ
ひとつの歌の間だけ愛し合っていた


4月は空しい、恋人よ

僕は君の心にも 僕と同じ恋があると思っていたから...

君がどう思おうと、僕たちは愛し合っていた
ただし ラ・ジャヴァネーズの間だけ
ひとつの歌の間だけ愛し合っていた

人生は愛がなきゃ駄目だね
でも それを欲しがっていたのは君の方だった
ただし僕相手じゃなく

君がどう思おうと、僕たちは愛し合っていた
ただし ラ・ジャヴァネーズの間だけ
ひとつの歌の間だけ愛し合っていた