Sunday, September 26

とてもとても若すぎた時、
かっこいいものは今と違っていました。
それは、女性としての魅力も、
人としての良さも同じ。
あまりよく分かっていなかった。
それでもそれなりに定義はあったので、
自分を少しでも良く見せようとしたり、
時には嘘もついた。
行く先々の良しとするものを把握したつもりになっては、カメレオンの様になった。
それが、大人になって大切なものができて見ると、親も人になり、先生も、店員さんも
どこかの偉いひとも人になる。
年齢や性別、性格、価値観や環境が違っていたとしても、ひとということに変わりはないと気づいた時、なんだかほとんどのことを分かったようになる。
ひとは、ひとに優しくされるとうれしいものだし、褒められると気持ちは上がる。
大切なひとが笑顔なら気持ちがいいし
お金はあった方がいい、おいしいものを食べたいし、自分の好みの生活や格好をしていたい。
わからない世界がたくさんあったように思っていたけれど、
そのひとらしくあることが重要で、
思いやる気持ちがあればいい
今、すごくこわいと感じるのは、
分からないということ。
ひととして、ひとの気持ちが分からないこと。
同じひととして、うれしいものがうれしくなければ、
悲しいものが悲しくなければ、そこには何があるんだろう?